2026年5月21日(木)13時〜15時、子育てナビゲーター養成コースにて「カウンセリング演習」を開催しました。
カウンセリング演習とは、子育てナビゲーター養成コースで定期開催している、傾聴力を高めるための実践トレーニングです。
動画学習やAIを活用した傾聴練習を行ったうえで、実際にクライアント役・カウンセラー役に分かれながら、実践形式で学びを深めています。
詳細はカウンセリング演習とは?の記事をご覧ください。

今回のテーマ

今回の演習では「お子さんに対する自分自身の対応について」のご相談がテーマとなりました。
子どもの相談のように見えても、実際にカウンセリングを行う相手は保護者であることが多くあります。
そのため、「表面的な困りごと」だけではなく、
本当は何に困っているのか?
本当はどうなりたいのか?
というニーズを整理しながら話を聴いていくことの大切さを学びました。
印象的だった学び

今回は、かなり深い部分まで話を掘り下げることができたことで、クライアント自身も気づいていなかった「無意識の価値観」が見えてくる場面がありました。
特に印象的だったのは、「クライアントがよく使う言葉」や、「あえて言葉にしない部分」にも意味があるということ。
何気なく繰り返している言葉の中には、その人の価値観や思い込み、本当の気持ちが隠れていることがあります。
また、話されなかった部分にも目を向けながら、
「なぜそこを避けたのか?」
「本当はどんな気持ちがあるのか?」
を丁寧に見ていくことの大切さを学ぶ時間となりました。
「正解を探す」のではなく「安心して話せること」

今回は、公認心理師によるカウンセリングの実演も行われました。
実際の関わりを見ることで、
- 質問の仕方
- 沈黙の使い方
- 共感の伝え方
- 空気感の作り方
など、多くの学びがありました。
また、「クライアントによって関わり方は変わる」ということも、とても印象的でした。
マニュアル通りの正解があるわけではなく、「この人は、どんな関わりなら安心して話せるのか?」を考え続けることが大切。
そして何より、クライアント自身が『話してよかった』と思えることが、とても大切だということを改めて学びました。
参加者の気づき
周りからのフィードバックをもらうことで、カウンセラー自身のクセにも気がつくことができます。
カウンセラー側は無意識に、
- すぐアドバイスしたくなる
- 質問しすぎる
- 沈黙を埋めたくなる
- ちゃんと聴かなきゃと頑張りすぎる
といったそれぞれのクセが出ることがあります。
だからこそ、実践して、振り返り、フィードバックをもらうことがとても大切です。
また、他の参加者の関わり方を見ることで、
「そんな聴き方もあるんだ」
「その言葉、安心感があるな」
と学べることも多く、今回も非常に学びの深い時間となりました。
受講者の感想


クライアント役での参加でしたが、心地よく聴いてもらうことで、とても話しやすくなるのだということが体感できて良かったです。また、質問を投げかけられることで、自分の考えを整理したり、改めて自分の気持ちに気づいたりしたので、カウンセラーの質問力は大事だと思いました。



クライアントの本音の部分、大事にしている価値観が見えた時、どうクライアントに伝えたら良いのか戸惑いましたが、他の方の質問の仕方を見て、とても勉強になりました。自分の問いのレパートリーが増えていくのを実感しています。
継続することで「寄り添える力」になる
傾聴力は、一度学んだからすぐ身につくものではありません。
だからこそ、
- 学ぶ
- 実践する
- 振り返る
- フィードバックをもらう
を繰り返しながら、少しずつ育っていきます。
子育てナビゲーター養成コースでは、これからも、「安心して練習できる場」を大切にしながら、人に寄り添える支援者を増やすために活動していきます。
あなたも子育てナビゲーターとして活動しませんか?










