2026年8月29日(土)、名護市教育委員会が実施する家庭教育支援事業の一環として開催された「家庭教育サポーター養成講座」において、一般社団法人 日本子育てナビゲーター協会 代表理事の大塚義也が講師を担当しました。
本講座は、家庭教育支援のための地域人材を育成し、新たに事業に協力するサポーターを養成することを目的として実施されたものです。
当日は6名の皆さまにご参加いただき、2つのテーマで講座を行いました。
【開催概要】
日時: 2026年8月29日(土)13:00~16:30
会場: 名護中央公民館 第1・2研修室
主催: 名護市教育委員会
受講者: 6名
講師: 一般社団法人 日本子育てナビゲーター協会 代表理事 大塚義也

講座①「セルフコントロール」
前半は、「セルフコントロール」をテーマに、子育てや家庭教育を考える上で大切な基本的な考え方についてお伝えしました。
子育ては、大人が一生懸命頑張れば、必ず思い通りになるものではありません。
実際に行動するのは子ども自身であり、まだ経験の少ない子どもたちは、さまざまな失敗や問題を経験しながら成長していきます。
だからこそ大切なのは、
「子どもをどう動かすか」だけではなく、子どもが将来、自分自身でより良い判断や行動ができるようになるために、大人はどのように関わればよいのか。
という視点です。
講座では、「そもそも子育て(教育)は何のために行うのか?」というところから考え、これからの社会を生きていくために必要となる「自分で選択し、行動し、その結果を見ながら修正していく力」について学びました。
また、より良く生きるために大切なものとして、
「からだ」「こころ」「かんがえ」
という3つのKの健康についても紹介しました。
子どもへの関わり方だけではなく、大人自身が自分の心身の状態や考え方に気づき、必要に応じて整えていくことも、より良い家庭教育につながります。
講座②「子どものやる気を引き出す声かけ」
後半は、「子どものやる気を引き出す声かけ」をテーマに、家庭や支援の場で活用できる具体的な子どもとの関わり方について学びました。
子育てをしていると、どうしても子どもの「できていないところ」に目が向きがちです。
そこで講座では、
「間違い探しではなく、できているところ探し」
をキーワードに、できていない部分だけを指摘するのではなく、すでにできている行動や、少しでも良くなった部分を見つけ、それを具体的に伝える関わり方について紹介しました。
また、「減点法」と「加点法」の違いや、同じ行動でも見方を変えることで違った側面が見えてくる「リフレーミング」についても学びました。
そして、今回の講座で特に大切にしたのが、
声かけの目的は、子どもを思い通りに動かすことではない。
ということです。
大切なのは、子どもが「なぜその行動が必要なのか」を少しずつ理解し、将来、自分自身でより良い行動を選べるようになること。
大人の声かけや関わりは、その力を育てていくためのものだということをお伝えしました。
地域で子育て家庭を支える仕組みづくりへ
家庭教育サポーター養成講座は、単に「子育ての方法」を学ぶためだけの講座ではありません。
家庭教育支援について学んだ地域の人材が、身近な地域の中で子育て家庭とつながり、地域全体で家庭教育を支えていく。
そのための地域人材を育成する取り組みでもあります。
一般社団法人 日本子育てナビゲーター協会では、今後も行政・学校・地域の皆さまと連携しながら、
「子育ての悩みを家庭だけで抱え込まない地域づくり」
そして、
「子どもたちが将来、自分自身でより良い判断ができる力を育てる家庭教育」
を大切に、家庭教育支援に取り組んでまいります。
今回ご参加いただいた6名の皆さま、そして講座の開催にあたりご準備・運営いただきました名護市教育委員会の皆さま、本当にありがとうございました。
家庭教育・子育て支援に関する講座・研修について
一般社団法人 日本子育てナビゲーター協会では、行政・教育機関・学校・地域団体等を対象に、家庭教育や子育て支援に関する講座・研修を実施しています。
家庭教育支援事業における、家庭教育サポーター等の人材育成や保護者向け子育て講座などについても、それぞれの地域の目的や課題に応じてご相談いただけます。
講座・研修等については、お気軽にお問い合わせください。

