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代表理事 大塚が九州曹洞宗青年会 大分大会にて記念講演を行いました

代表理事 大塚が九州曹洞宗青年会 大分大会にて記念講演を行いました

~教育・子育て支援の視点から「これからの僧侶の可能性」を考える~

日時:令和 8 年 6 月 29 日(月) 会場:亀の井ホテル別府(大分県別府市) 主催:九州曹洞宗青年会 

対象:九州各県の青年僧侶 約 70 人 テーマ:『これからの僧侶に必要な 3 つの K の力』 

一般社団法人日本子育てナビゲーター協会 代表理事の大塚義也が、九州曹洞宗青年会 大分大会において記念講演を行いました。 

九州各県で地域活動に取り組まれている青年僧侶の皆様を前に、教育・子育て支援・メンタルヘルスの現場での経験をもとに、「これからの僧侶の可能性」についてお話しさせていただきました。 

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これからの僧侶に必要な「3 つのK」

講演では、モチベーションを高めるためには、まず「自分自身の役割」を知ることが大切であることをお伝えしました。 

その上で、これからの僧侶に求められる力として、 「きっかけ力」「傾聴力」「関係力」の 3K についてお話ししました。 

地域の方との何気ない会話のきっかけをつくり、相手の思いに耳を傾け、信頼関係を築いていくこと。

その積み重ねが、「困ったら、あのお坊さんに相談してみよう」と思っていただける関係性を育み、地域に根差したお寺の価値をさらに高めていくことにつながるのではないかという視点をお伝えしました。 

また、当協会が子育て講演会や家庭教育支援の中でお伝えしている

『人生にとって大切な 3K(体・心・考え)』 

についてもご紹介し、青年僧侶の皆様にも、自分自身を整える視点としてお伝えしました。 

健康な身体、安定した心、そして柔軟な考え方。 

この 3 つのバランスを整えることが、自分らしい人生やより良い判断につながるという考え方は、子育てや教育だけでなく、人に寄り添う僧侶としても大切な視点であることをお話ししました。 

さらに、現代社会では情報はあふれている一方で、

「どう判断したらよいか分からない」
「一人で決めることが不安」

という人が増えていることに触れ、これからの僧侶には、人々が自分自身の答えを見つけられるよう寄り添い、人生の判断を支える存在としての役割が、ますます期待されるのではないかというお話をさせていただきました。 

子育てナビゲーター協会と曹洞宗に共通するもの

今回ご縁をいただいた曹洞宗は、鎌倉時代に開かれ、約800 年にわたり人々の暮らしや人生に寄り添い続けてきた仏教の宗派です。

「只管打坐(しかんたざ)」の教えのもと、坐禅を通して自分自身と向き合い、今、この瞬間を丁寧に生きること、そして他者とともに生きる姿勢を大切にしてきました。 

また、法要や葬儀だけではなく、地域の人々の相談に耳を傾け、人生の節目に寄り添いながら、地域社会とともに歩んできた長い歴史があります。

私たち一般社団法人日本子育てナビゲーター協会も、子育てや教育の現場において、「答えを教える」のではなく、「本人や家族が自分自身で納得できる答えを見つけられるよう支援すること」を大切にしています。

立場や活動分野は異なりますが、 「人に寄り添い、対話を通して、その人自身のより良い判断を支える」

という本質には、多くの共通点があると感じています。

だからこそ今回の講演では、教育・心理・子育て支援の現場から見た「これからのお寺や僧侶の可能性」についてお話しさせていただきました。

地域とのつながりが、これからの社会を支える

現在、教育現場では、不登校や子育ての悩み、保護者支援、孤立など、学校だけでは解決が難しい課題が増えています。 

そのため国では、「家庭教育支援事業」や「コミュニティ・スクール」など、地域全体で子どもや家庭を支える取組が進められています。

私たちは、お寺には地域の人々が安心して集い、学び、相談し、つながることができる場所として、大きな可能性があると考えています。

子育て講演会やメンタルヘルス講座、地域交流会などを通して、お寺がより身近な存在となることは、子どもたちだけでなく、高齢者の孤立防止や地域コミュニティの活性化にもつながります。 

子どもを支えるためには、家庭だけでも、学校だけでも十分ではありません。

地域全体で子どもたちを見守り、支える仕組みが必要です。

その中で、お寺をはじめとする地域のさまざまな資源と連携しながら、「ひとりで抱え込まない地域づくり」を進めていくことも、一般社団法人日本子育てナビゲーター協会の大切な役割だと考えています。 

質疑応答・交流を通して

質疑応答では、3 名の青年僧侶の皆様からご質問をいただき、「これからの僧侶の役割」や「地域との関わり方」について活発な意見交換が行われました。

また、講演終了後は懇親会にも参加させていただき、九州各県で活動されている青年僧侶の皆様と交流する貴重な機会をいただきました。

地域活動やお寺を取り巻く現状、今後の可能性などについて率直なお話を伺い、私たちにとっても多くの学びと気づきをいただく、大変有意義な時間となりました。 

今後に向けて 

一般社団法人日本子育てナビゲーター協会では、今後も学校・家庭・地域・企業・行政など、多様な分野と連携しながら、子育て支援、家庭教育支援、メンタルヘルス、地域づくりに取り組んでまいります。 

立場や専門分野は違っても、「人に寄り添い、その人がより良い判断をできるよう支える」という本質は共通しています。 

教育、家庭、地域、企業、行政、そして今回ご縁をいただいた宗教団体など、それぞれが持つ強みをつなぎながら、「ひとりで抱え込まない社会」をつくること。 

今回の講演も、その実践の一つとなりました。 

一般社団法人日本子育てナビゲーター協会は、これからも教育・子育て支援を軸としながら、人と人、人と地域、そして地域と未来をつなぐ活動を通して、誰もが安心して相談できる社会の実現を目指してまいります。

このたび、このような貴重な機会をいただきました九州曹洞宗青年会の皆様、ならびに関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

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