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子育て、自分とは
心理学的に言えば自分とは「自我」と言います。また、自分は、性格、個性、パーソナリティーなどとも言われます。自分には3つの働きがあります。
1つは自分を守る働きがあります。
<b>がまんすること。合理化すること。逃げること。ほかに問題に気持ちを向けること。
心を守る仕組み(自己防衛メカニズム)には次のようなものがあります。
1 抑圧
意識すると不快や不安を覚えてしまうような記憶や観念を意識外へ押し出そうとすることをいいます。
つまり、嫌な思い出を無意識の中に閉じ込めてしまい心の安定を図ろうとします。
過度の抑圧は神経症の原因の一つとされています。
2 反動形成
本当は嫌いなのにへりくだってしまう。本当は傷つきやすいのに強がりを言う。非行少年の心理機制に良く見られます。
3 代償 (補償)
当初の目標と機能的に類似した目標を達成することによって満足を得る。「補償」ともいいます。
例えば、劣等感の補償として、喧嘩をしたり、腕っ節の強い男を目指したり、暴力を振るったり、虚勢をはるような振る舞いをすることです。
4 昇華
エネルギーの対象になっている目標を社会的・文化的に承認されたものへと転換して満足を得ようとします。
5 合理化
本来の欲求や動機を隠して、自分に都合のよい理屈で正当化しようとします。
6 投影
自分自身承認しがたい考え、感情や、満たしえない欲求をもっている場合に、それを他人に帰してしまうような無意識的な心の働きのこと。
例えば、自分はAさんが嫌いだが、Aさんが私を嫌っていると考えることです。
病的な投影は、恐怖症や精神分裂病の妄想によく見られます。
7 退行
欲求不満によって生じた緊張を、童心に返り、心の安定を図ろうとします。
8 逃避
苦痛や不安などから逃れるために、他の現実または空想へと逃げて心の安定を図ろうとします。
9 同一視
自分以外のものに自分の姿を重ねることによって、自分にできないことを達成しようとします。
10 転移
過去に親など大切にしていた人に向けられていた感情や態度を分析者に向けることをいいます。
11 隔離
あるイメージを持っているのに、それに伴ってった言動しないこと。
つまり、家族の中で大変な思いをしてきているのに何故か、明るい。苦しい思いを出さない振る舞いをすること、例えば、親から虐待されているこがこのような振る舞いをすることがあります。
子育てでは、子どもが何かした時、その子どもの反応全てを否定することは、自分を守ることが出来ません、内容によっては本人の言い分を聞いて終わりにしてあげましょう。
2つ目は自分をまとめる働きです。
自我の確立・自我同一性(アイデンティティ)
自分をまとめることを「アイデンティティ」と言います。
アイデンティティとは「同一性」という意味です。「自分はこんな人間です。」という使い方をします。
アイデンティティという言葉は「性アイデンティティ」「職業アイデンンティティ」「国家アイデンンティティ」などというように使う場合もあります.
子育てでは思春期がアイデンティティーの確立(自己の確立)を図る時期です。この時期にうまく自分をまとめられないと性格の偏り、や非社会的行為、さらに深刻な場合は、反社会的行為に及ぶ場合があります。
これをアイデンティティーの拡散といいます。思春期の過ごし方は子育ての重要な時期と言えます。
姉妹ホームページの「思春期ナビ」http://shisyunkinavi.net/は、この点を詳しく解説しています。参照してください。
3つ目は人とやりとりする働きです。
人との付き合い・インタラクション「相互作用」といいます。
自分が人とやり取りすることによって自分という人間が理解できることになります。
それは、他人は自分の鏡になってくれるからです。つまり人に接している態度、考え方等がそのまま自分に返ってきているということです。人から返ってきたものが自分なのです。
子育てでは、出来るだけ多くのお友達と接することがより客観的な自分を知ることになります。また、遊ぶことにより自分の行動を子どもなりに修正し成長していきます。
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