一人っ子の子育ては過保護?
1 親の期待が一身にかかる。
一人っ子は親の期待が大きく一人にかかってきます。乳幼児のころは親のあつい眼差しを一身に受け子の自尊感情は十分に満たされますが、成長するに伴い親の期待が、一層子のこのためであればとより思いを込めて一生懸命面倒をみます。期待が干渉になり、箸の上げ下ろしから遊びにいたるまで細かく指図されるようになると、子は自分で考えることが出来ず、失敗しても他人の責任にするような「無責任な人間」になってしまったり一歩引いてしまうことが出てきます。
<b>親は、子の成長に伴って失敗を恐れずになんでもやらせてみて、自分で考えてやったことは自分で責任をとることを体験させてゆくことが良いと思います。b>
2 ころばぬ先の杖
一人っ子はとかく親のほうが先に気を回して、何事もやってしまうことが多くなります。これは過保護な子育てとなり、積極的な行動に出られない結果「一人っ子は欲がない。」とよく言われます。反面、我慢できない、あきらめを覚えられない。依存的などとも言われます。親が何でも先回りして子どものためにやってしまいますと転んだ(挫折)時に自分の力で起きられない子になってしまいます。
人生で挫折はつきものです。親は子の為といってなんでもやってしまい大切にしますが子どもをダメにしていることを忘れないで欲しいと思います。
3 一人子は、子どもの時間が短い
一人っ子は大人に囲まれて成長することから同年齢の子と比べて早熟で知的発達も早く、大人の中にいても自分は既に大人の気分で仲間になったようなつもりになります。
この置かれている状態は、知識は大人からもらいますが、子ども仲間の集団でで学ぶことは素通りになって発達課題が飛ばされた状態で成長します。このような子は、仲間の一言で傷ついたり集団生活に臆病になります。
親は意識的にわが子を仲間集団で遊びや会話をたくさん経験させ子どもでいる時間を持てるように配慮する必要があります。
4 譲る、あきらめる、我慢を覚える機会が少ない。
兄弟がいるとオモチャを取り合って喧嘩をしたり、ゆずりあったり、時には我慢させられたりしながら成長します。自分が正しいと思っても親から叱られることもあります。とにかく自分の思いとおりは行かないことが多いわけです。また、親を独占できず寂しい思いもします。このようなことをとおして他の人の痛みや思いやり学びます。
一人子は「わがままで、競争心に欠ける。協調性がない」と言われるのはこのような経験が少ないことからくると思います。
親は、積極的に外に出て仲間同士の付き合いを増やしてあげることが大切だと思います。
5 母子共生関係はほどほどに
乳幼児のころの母子一体化は問題ありませんが、反抗期が始まる頃からは少しずつ心身ともに母親から離れてゆくのが自然です。下に兄弟がいないため一人っ子はいつまでも母親との一体感が続く危険性があります。
子どもが2歳から3歳くらいになれば父親が子育てに参加することにより、母子一体化に割って入り、母親に子育てをまかせっきりにしないことが大切です。
母親は、昔から言われています「子育ては1年にメートルずつ親かは話していく」のように子との距離を大切にする必要があります。
たった一人の子だからこそ自立した大人へと成長できるように育てるべきだと考えます。
幼児特集内の記事一覧
- 幼児のスキンシップを大切に
- 幼少期にお母さんからスキンシップを沢山受けた子は、成長して他人に触られるとことに...
- 幼児教育とは
- 幼児教育とは、子どもの発達段階を乳児期、幼児期、学童期に区分したその中の幼児期に...
- 子育て、子の虐待は周囲の大人も気配りを
- 抵抗できない幼い子を虐待し悲惨な事故に繋がるようなことはあってはならないのですが...
- 子を虐待する前に回りの人の支援を受けましょう
- 最近子どもの虐待の記事が新聞に載っていることが多くなりました。子どもにとっては大...
- 強すぎる好奇心は自己統制ができない時があります
- 好奇心は、知りたいことへの追求に繋がっており、この追求心が障害を乗り越え新しい世...
- 好奇心を育む
- 乳児は、身の周りの生活音や母親の声、光、皮膚に触れる感触などを自分なりにとらえて...
- 豊かさが子どもの好奇心を奪ていませんか?
- 生活が豊かになり、なに不充のない生活は子どもから好奇心を奪う結果となっていなませ...
- 好奇心とは
- 好奇心とは、未知のはっきりしないあいまいなものを探求しようとする心です。好奇心は...
- 一人っ子の子育ては過保護?
- 1 親の期待が一身にかかる。 一人っ子は親の期待が大きく一人にかかってきます。乳...


